公共・社会セクター調査 2023

公共・社会セクターは、今まさに変革期にあります。組織に対する期待はかつてないほど高まる一方で、財政的制約や規制負担は増加しています。このセクターのリーダーが直面する課題と、それに対処するための取り組みを理解するため、私たちは5か国で100名以上の公共セクター幹部を対象に調査を実施しました。

調査結果の概要:

2022年はインフレや経済不安定などの課題が続いたにもかかわらず、リーダーの92%が2021年比で予算増加を報告し、85%が翌年度も予算増加を見込んでいます。経営層は、公衆衛生課題への対応や新しい働き方モデルなど、来年のトレンドに備えていると比較的自信を持っています。

テクノロジーは最重要課題であり、回答者は今後3~5年でIT変革を最優先の戦略目標としています。今後12か月間で、内部業務のデジタル化と効率改善が投資成長の上位2分野となる見込みです。

サービス変革も重要なテーマであり、リーダーの3分の1が新しい製品やサービスカテゴリーへの参入を戦略的優先事項としています。約4分の3が、今後1年間で新しい製品・サービス・市場への投資を増やす計画を示しています。

人材も注目分野です。社会貢献や市民支援など、内発的動機が求められるこのセクターでは、適切な人材確保が不可欠です。そのため、リーダーの3分の1が新しい、または改訂された人材獲得・定着戦略を優先事項としています。

効率性の向上、新技術やサービスへのリソース集中、優秀な人材確保に向けた取り組みを通じ、公共セクターは今、確実に変革期を迎えています。

ドキュメント

Public and social sector report 2023